芸術なら…日没後NY街頭ヌードOK!

芸術なら…日没後NY街頭ヌードOK!



日没後なら、街頭ヌードはOKです-。
ニューヨークの繁華街タイムズスクエアでヌードモデルにボディーペインティングをしたとして芸術家の男性(45)が公然わいせつなどの疑いで逮捕される事件が今年7月に発生していたが、
裁判所が芸術目的を前提に「日が暮れて、暗くなってからの作業であれば問題ない」と判断、決着していたことが16日までに分かった。

ロイター通信などの報道によると、逮捕された同市在住のアンディー・ゴラブさんは、今年7月、タイムズスクエアの街角で裸件になった27歳の女性モデルの体に絵を描いていたところを、警察当局に逮捕、起訴されていた。

だが、ゴラブさんの弁護士は、ニューヨーク州法は、芸術目的なら公共の場でのヌードを禁じていないと強く主張。
これを受け、裁判所では協議を重ね、「日が暮れるまでは女性モデルにコートや腰巻きなどを着用させる」ことを条件に、13日(日本時間14日)にゴラブさん側と合意したという。


ゴラブさんは奇抜なパフォーマンスをする芸術家として、ニューヨークでは有名な存在だ。9月に同地で始まった反格差社会デモ「ウォール街を占拠せよ」にも参加していた。
「ボディーペインティングは大衆芸術。キャンバスにはないエネルギーや力強さがある」と主張。裁判所の判断で、再び堂々と“仕事”ができる権利を得た喜びからか、裁判後は「また、タイムズスクエアに行って絵を描きましょう」と話しているという。

日本では09年、写真家の篠山紀信さんが都内の霊園で、モデル女性のヌード写真の撮影をしたとして書類送検されているが、今回の「公の場での芸術目的のヌードはOK」の判断は、世界でも異例。
現地メディアも、驚きと高い関心をもって大きく伝えている。


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